同社は大正11年創業以来、創業者宮坂寿美雄の遺訓である「世の為人の為につくせ」の精神のもと、一貫して地域社会への貢献を念頭に北海道の開発・発展に伴う土木・建築工事を手がけてまいりました。
土木工事の特色としては、道路・河川の一般インフラをはじめ、高度技術を要するトンネル、橋梁、農業基盤整備事業、山岳土木工事などの特殊工事を中心に、また建築工事では、病院、工場、商業施設、定温・冷凍冷蔵庫などの大型特殊建築を含め全道各地で展開させていただいております。
防災については、大規模な災害から地域住民の皆様の安全を確保するため、24時間防災体制を確立し、地域防災訓練(平成5年~25回)や親子防災教室(平成27年~3回)などの訓練を重ねております。
平成26年の広島土砂災害発生時には炊き出し支援を実践し、これらの活動が“防災思想の普及”に多大な貢献をしたと認められ、平成29年9月に「防災功労者防災担当大臣表彰」を受賞いたしました。
また、平成28年8月に発生した台風10号等による激甚災害において、通行止めが続いていた国道274号日勝峠では、
被災直後の応急復旧から本復旧まで中心的な役割を担い、盛土崩壊など甚大な被害があった7・8合目の工事を担当しました。
現場は標高が高く、気象が日々変化する厳しい作業環境の中、工事現場のAI導入を目指し、i-Constructionを実施し、
ドローンによる3次元測量など最新技術を駆使することで、安全性が格段に向上し、工期も大幅に短縮することができました。
企業の礎は人材であり、才能と持性をより発揮してもらうため、平成27年より三越伊勢丹ヒューマン・ソリューションズによる「人材力強化研修」を実施。