【概要・特徴】
東証プライム上場、1888年創業の総合重機械メーカーです。100年以上にわたり培った技術を、ナノテクノロジーから巨大構造物まで多様な分野に展開。機械コンポーネント、精密機械、建設機械、産業機械、船舶、環境・プラントの6つのセグメントで事業を行なっています。タービン、タンカー、建機、変減速機、射出成形機に強みをもっており、世界約50カ国にもつ販売網により、広くグローバルにも展開しています。
【技術力】
シェアトップクラスの製品を多数開発しています。産業用ロボットや生産ライン、エレベーターなどで幅広く利用される「変減速機」は国内1位、世界でもトップレベルの販売実績があります。同社建造のアフラマックスタンカーは全世界シェアの約14%に上り、また2010年から2019年までの10年間の国内シェアは40%を超えています。MRIやクライオポンプに使用され、絶対零度(-273度)近くまで冷却できる「極低温冷凍機」はMRI向け用途において世界シェア1位です。また、シリコンウエハに高精度でイオンを打ち込み、半導体の電気的特性を制御するイオン注入装置の国内販売シェアも国内トップクラスです。(同社の統合報告書2020より)
【人材育成】
OJTを基本に階層別研修や専門分野研修により、必要なスキルや知識習得の場を提供。また、幹部候補人材を選抜し、住友重機械グループ・ビジネス・スクールや、アドバンストコースにおいて1~2年間の集中的なトレーニングを行い、経営人材の育成を図っています。