静岡県掛川市内で以下の事業を展開しております。
・障害児・者福祉事業
障害児入所施設ねむの木学園やさしいお家(定員20名)
障害者支援施設ねむの木学園星に祈る(定員40名)
障害者支援施設ねむの木学園感謝の心(定員40名)
共同生活援助コーラスボーイ(定員6名)
特定相談支援・障害児相談支援事業ねむの木の木陰
心身に障害を持ち、家庭での生活が困難なこどもたち・大人の方々の日常生活を支えていただくお仕事です。こどもたち・大人の方が、朝起きてから夜寝るまでに生ずるあらゆることに携わっていただきます。
また、学園で生活しているこどもたち「一人ひとりに応じた教育を」との創設者宮城まり子の願いから、全国でも珍しい私立の特別支援学校も併設し、学園の職員と学校の教職員が一体となってその処遇にあたっています。このたゆみない働きかけにより、こどもたちは美術・茶道・音楽・ダンスなどにすばらしい表現力を発揮しています。
さらに、こどもたち・大人の方々が誇りある生活を送れるように、ねむの木学園を起点として様々な文化的施設を運営しています。それは「ねむの木子ども美術館」「吉行淳之介文学館(茶室<和心庵>併設)」「こどものお店(雑貨屋さん・毛糸屋さん・お花屋さん)」「喫茶室MARIKO」です。茶室<和心庵>・こどものお店・喫茶室MARIKOでは、職業実習の場として大きくなったこどもたちが働いています。
職員は、心身に障害をもつこどもたち・大人の方々を支えるために、24時間・365日、交替で勤務に当たります。
生活支援員・介護福祉士・介護職員・児童指導員・保育士・理学療法士・看護師・管理栄養士・栄養士・事務員そして教諭と多様な職種の職員が協力して支援にあたります。
ねむの木学園の職員は全国から集まって来ており、遠方からいらしても安心して働いていただける環境と福利厚生が整えることに努めています。育児休業・介護休業を取った後に復職している実績もあり、多くの職員が仕事と家庭を両立させています。
決して楽な仕事ではありません。しかし、こどもたち・大人の方々がその人らしく生活していけるようにお手伝いできること、そのことこそが私たち職員の誇りであり、なんといってもやりがいのあるお仕事です。
ピアニストのお友達の演奏にあわせてリズムをとります。ねむの木学園では、特別支援学校の教職員と学園の職員が協力して支援にあたっています。
ねむの木学園は、創設者宮城まり子が「障害をもったこどもたちに教育の場を」という願いの下、1968年静岡県小笠郡浜岡町(現御前崎市)に当初8人のこどもたちを迎え入れて開設したお家です。
「すべてのこどもたちに可能性がある」との信念に基づき、そのかくれた才能を見出し、一人ひとりの個性を尊重した教育を行うとともに、豊かな感性と情感あふれる人間性の育成に努めています。絵画・音楽・ダンス・茶道など芸術性を重視した特色ある教育、生活支援と学校教育との一本化、年齢や学年にこだわらない開かれた教育、あたたかな家庭環境と豊かな自然環境と美しい景観の下での養育、そして、こどもたちのためにありったけの愛と忍耐をもって尽くす宮城の命がけの働きかけは、数多くの優れた成果に結びつきました。
「やさしくねやさしくねやさしいことはつよいのよ」という言葉に象徴されるように、すべての人、すべてのものに対して常に慈しみの心をそそぐことが、人間としての本来の強さであるという理念をもって日々努めています。時が変わり、場所が変わり、制度が変わり、施設が変わり、人が変わっても、この基本理念は不変であり、その建学の精神と愛は永久に受け継ぐべきものと信じています。
1968年
社会福祉法人のためなし
社会福祉法人のためなし
43.8歳(2023年4月現在)
男女とも20代から70代まで幅広い年齢層の職員が活躍しています。
生活支援員・介護福祉士・介護職員・児童指導員・保育士・看護師・管理栄養士・栄養士・調理師・事務員などの多様な職種の職員が協力して働いています。
10.4年(2023年4月現在)