○障害者支援施設あいの家(生活介護施設入所支援定員35名)
○グループホーム(共同生活援助2棟定員各10名、短期入所定員各1名)
○ディサービスあいの家(通所生活介護定員40名、短期入所定員12名)
○相談支援事業所あいの家(特定相談支援事業)
○茨城県発達障害者支援センターあい(茨城県委託事業)
各事業の利用者は、知的障害者が中心であり、その多くが発達障害、自閉症スペクトラム障害を持つ方々です。他の事業所では十分な対応が難しい利用者や、支援の度合いが高い利用者もおり、そのような方々が、笑顔で元気に生活できるようにサービスの提供をしています。
入ってすぐに見えてくる「自安我楽工房」は設立当初からある建物であり、梅の里の原点でもあるシンボルです。
昭和が終わろうとしている頃、それは自閉症の成人期の方たちにとっては社会の中で安心して生きることが極めて難しかった時代でした。
そんな時代背景の中で、彼らが豊かな生活を送ることができるよう、自閉症児者親の会全国協議会が、“各県に県木を”のスローガンのもと、全国それぞれの県で親を中心とする施設を作ることを提唱していました。
茨城県内でもその声が高まり、茨城県の県木である『梅』を法人名に取り入れ1988年4月にスタートした、発達障害者支援の先駆け的な法人です。
当初は1つの施設を擁する小さな法人でしたが、歴代の理事長、施設長を始めとする職員のなみなみならぬ努力と、地域の皆様のご支援を受けながら、利用者が安心して幸せな日常を過ごしていけるように、法人内の施設や事業所を整備していきました。
梅の里は、現在、5つの事業に60人を超える職員を擁して運営しており、今もなお、茨城県において自閉症者や発達障害者のための事業を展開する中心的な法人として活動しています。
1988年
社会福祉法人のため資本金はありません。
74名(2022年10月)
11.6年(2022年度)