【信用事業】
・貯金業務
銀行業務であり、目的・期間・金額に合わせて普通貯金・当座貯金、定期貯金、定期積金など皆さまの大切な貯金をお預かりしています。
当組合ではコンピューターオンラインシステムを利用して、各種自動受取、自動支払、口座振替サービスをおこなうと共に、全国の系統金融機関をはじめ、銀行や信用金庫などの各店舗と為替網で結び、全国どこの機関へでも送金や手形、小切手の取立てが安心・安全・迅速にできる内国為替を取扱しています。
・融資業務
融資機関として住宅・マイカーローンなどの生活資金をはじめ、農家向けの農業資金、さらに住宅金融支援機構(旧住公)、国民金融公庫、農林漁業金融公庫の融資申込みの取扱をしており、地域の皆さまに必要な資金の融資を行っております。
【共済事業】
JA共済は一般にいう「保険」ですが、病気や火災、事故などの災害にあった場合に、農業経営や生活の安定をはかるための事業です。相互扶助の精神に基づいた
JAならではの大きな安心を、みなさまにご提供します。
【購買事業】
・生産資材業務
組合員の農畜産物の生産に必要な物資を組織的にまとめ、生産コストの削減と商品の安価・安定供給に努めております。また、コスマック(資材店舗)では、組合員の営農資材はもとより季節に即した商品を供給しております。
・燃料自動車業務
地域のお車相談の窓口として、乗用車・貨物車の販売、燃料の販売、タイヤ・オイルの販売をしております。また、冬季には暖房機関係の取扱もしております。
・整備工事業務
乗用車・トラック等の修理、車検等の取扱、移動修理車での出張サービス、またJAグループで全道の中古農機情報をインターネットで検索できます。
【販売事業】
組合員の生産した農畜産物の集出荷、選別などを担い、組合員がより有利な価格で販売できるよう、JAが組合員に代わり一元集荷を行い、共同で多元販売を行う事業です。そこには市場の動向調査、消費者の動向をいち早く察知し生産者に伝え、営農指導部門と連携して、計画生産・計画出荷の体制の確立に努めております。
【営農指導事業】
営農指導事業は、JA事業の原点とも言える最も重要な事業で、組合員の営農と生活の向上を目的としています。また、他の各事業と連携して強化推進の役割を担うと共に、組合員の協同活動の促進に極めて重要な役割を果たしています。
JAしべちゃでは、営農・経済事業の強化をはかっております。
【基本方針】
・組織基盤の強化
組合員戸数の減少や世代交代による協同意識の希薄化など、JAと組合員との絆は弱まり、組織基盤は弱体化しています。どの事業においても競争が激化し利用度等に応じた公平感を求める声が強く、公平感のある方策を策定することが課題となっています。また食と農の安全性が消費者から強く求められ、JAとして総合的な取り組みをすることが事業の向上に直結することになります。JAと組合員が意識をひとつにした組織基盤の強化への取り組みが課題です。JAが将来の農業に目を向けた新たな方策の推進にリーダーシップを発揮し、組合員がJAを拠り所とした農業経営ができる環境づくりを目指します。
・営農・経済事業の強化
デフレ経済や農家経済の逼迫化により、JAにおいても事業量の伸びは停滞傾向にあります。金融事業・共済事業の事業利益の減少はありましたが、農畜産物販売高・生産資材供給高は乳価の値上げ、家畜及び野菜単価の順調な推移によって取扱販売高が増えている状況にあります。制度の改正などにより厳しい環境にありますが、JAの経営安定には、市場環境に適応したJA組織の役割・機能分担を最大限に発揮した方策により、営農・経済の基盤強化をはかって参ります。
・経営の健全化と経営管理の強化
金融制度の改革により、不良債権の解消などによる財務基盤の充実が、対外的信用力を維持し、各事業推進にも大きく影響を与えることになります。このためにも、JA内における危機管理体制の整備、国際会計基準の導入等により、利用者に正確な情報の開示を行い、対外的信用力を高めて参ります。
1975(昭和50)年4月(町内合併)