【概要・特徴】
東証プライム上場、総合船舶用電子機器メーカーです。1938年に前身となる古野電気商会として創業。1948年に世界で初めて魚群探知機の実用化に成功し、現在は、舶用電子機器をはじめ、ヘルスケアや通信・GNSSソリューション、防災、監視ソリューションなどの産業用電子機器の製造・販売を行なっています。また、米州・欧州・アジア・オセアニアなど世界80カ所以上に販売拠点を置き、グローバルに事業を展開。2020年度における海外売上高比率は56.3%となっています。
【事業展開】
・舶用事業:商船、漁船、プレジャーボート向け船舶用電子機器やサービスを提供。特に舶用電子機器で高いシェアを獲得しています。
・産業用・その他事業:舶用事業で培った技術を基に、医療機器、GPS/GNSSチップ&モジュール、ETC2.0/ETC車載器、車両管理ソリューション、インフラ維持管理・気象観測システムなどの機器・サービスなどを提供しています。
【強み】
長年にわたり培った「センサー技術」「信号・情報処理技術」「情報通信技術」などが強みです。それらを活かし、船舶機器だけでなく、ゲリラ豪雨も予測可能な世界最小・最軽量級の気象レーダーや、生化学自動分析装置を次々と開発。あらゆるフィールドに製品を展開しており、その技術力は、国内外から高く評価されています。また、同社の知的財産権は国内外合わせて2,000件以上にのぼります。