□野菜苗・花苗の生産及び販売
□『農業を支える農業』
全国の生産者に代わって上質の苗を作り農家さんの野菜作りを支える。
現代農業において必要不可欠である育苗事業。
それが私たちの志事であり責任です。
1.土作り
十分に寝かせて切り返した真土を蒸気消毒し、病害菌のない安心して使える真土にします。その後、数種類の土壌改良材をブレンドし、当社独自のこだわりの培養土を作っています。
2.播種
播種専用の機械を使い、育苗トレイ(プラグトレイ)に効率的に種を播いていきます。播種後は、覆土・灌水し、「発芽室」に入れて管理していきます。「発芽室」では、種の発芽に適した環境を作り出すことによって、確実で均一な発芽を実現しています。
3.初期育苗
「発芽室」よりハウスに苗を出し、接木するまでの初期の育苗管理をしていきます。ここで接木しやすいしっかりした強い苗にできているかどうかがとても重要です。
4.接木
農繁期では1日最大15万本もの苗を、熟練の接木スタッフが1本1本すばやく丁寧に接木していきます。この接木の出来栄えで、接木苗の品質の半分以上が決まります。
5.養生、順化
接木した苗は、すぐさま温度・湿度・照度・炭酸ガス濃度等を人為的に制御した「養生室」に入れて管理していきます。
6.挿し替え(プラグ苗出荷のみ)
プラグ苗として出荷される苗は、出荷前に丁寧に挿し替え作業を行うことによって、品質、大きさを均一に揃えて出荷しています。
7.鉢上(移植)、二次育苗
順化が完了した苗を1本1本丁寧にビニールポットに移植していきます。移植し終わった苗は、スペーシングを行いしっかりと引き締まった苗に育てていきます。手間暇かけて育てる一方で、灌水調整等を行うことによって適度にストレスを与え、定植後の環境変化にも負けない強い苗に仕立てていきます。
8.出荷
9.配達
10.生産・販売管理
11.営業
上記以外にも農薬散布の仕事やハウス・設備のメンテナンスなど様々な仕事があります。また、これからの育苗事業において課題もあるなかで以下のような研究を行い、新しい育苗事業を模索しています。
◯育苗管理ラインのシステム化・機械化
◯育苗環境(光、温度、水分・湿度等々)最適化の研究、遺伝子への影響を研究等
「AI技術で苗の選別」日本経済新聞掲載記事より(2017年4月18日)
1972(昭和47)年創業
キュウリやトマト、ナスなどといった果菜類を中心に60品目、2,000品種以上もの多種多様な野菜苗・花苗を生産しています。
竹内園芸グループは「農業のパイオニア」として常に5年先、10年先を見据え、安定した苗質とサービスを提供し、顧客満足を重視するトータル・クオリティ・マネジメントを若いスタッフが中心となり会社経営に参画しています。
1982年有限会社竹内園芸を設立
1972年西瓜接木苗の生産開始
300万円
99名(男性59名、女性40名/2022年6月末日/徳島本社農場)
12億8,800万円(2022年6月期/徳島本社農場)
37.4歳