【概要・特徴】
東証プライム上場、炭素繊維に強みを持つ総合素材メーカー。有機合成化学・高分子化学・バイオテクノロジー・ナノテクノロジーの4つのコア技術をもとに多様な先端材料を開発し、合成繊維、高性能フィルム、炭素繊維、電子情報材料、医薬品等の幅広い分野に展開しています。また、世界の29カ国・地域に拠点置き、グローバルに事業を展開。近年の海外売上高比率は56%となっています。
【事業展開】
・繊維事業:ナイロン、ポリエステル、アクリルの3大合成繊維全てを有し、原糸・原綿、テキスタイル、縫製品等、衣料用途から産業資材用途まで、幅広く展開しています。
・機能化成品事業:自動車向け樹脂、PETフィルム、リチウム二次電池用バッテリーセパレータフィルム、有機EL関連材料等を含む、樹脂・ケミカル、フィルム、電子情報材料などを提供しています。
・炭素繊維複合材料事業:世界シェアトップのPAN系炭素繊維を中心に、航空機・自動車・一般産業・スポーツなど幅広い分野で事業を展開しています。
・環境・エンジニアリング事業:世界トップレベルの技術を有する逆浸透膜(RO膜)などの水処理技術で貢献しています。
・ライフサイエンス事業:医薬事業、人工腎臓などの医療機器事業、DNAチップなどのバイオツール事業を展開しています。
【研究開発】
繊維研究所、フィルム研究所、複合材料研究所など多くの研究拠点を有しています。2017年から3年間で約2,200億円の研究開発費を投入し、先端素材の研究を推進しています。