【概要・特徴】
東証プライム上場の産業用ロボットメーカー。電子部品実装ロボットおよび工作機械などの製造・販売を中心に、世界のモノづくりを支えています。PCやスマートフォンの基盤に部品を装着する際に不可欠な「電子部品実装ロボット」のシェアは世界トップクラス。業界で初めて画像認識機能を採用するなど、常に最先端技術で業界をリードしてきました。主力機種「NXTシリーズ」の累計出荷数は6万モジュールを超えています。また、約84%という高い自己資本比率(2020年3月期)も同社の特長であり、安定した財務基盤を確立しています。
【研究開発】
技術開発センターを所有しており、売上高の約6%を研究開発費に投入。これまで、介護用移乗サポートロボットや物流業界向けの次世代型宅配ロッカーシステムなど、画期的な製品を世に送り出してきました。近年は、小型多関節ロボット「SmartWing」へのAI機能搭載や、大気圧プラズマユニット「ToughPlasma」の新機種発売など、製品の改良やオプション開発にもスピード感をもって取り組んでいます。
【グローバル展開】
製品を60カ国以上に提供しており、2020年度の海外売上高比率は約90%。海外に100カ所、国内に5カ所のサービスネットワーク拠点を構え、世界中、いつでもどこでも迅速に要望に応えられる体制を整えています。また、事業競争力強化のため日本や中国、欧米でも積極的に特許を出願しており、2020年度の年間登録特許は800件を超える件数になっています。