電車の運行を支える装置の製造・検査・メンテナンスをする当社。電車のスピード制御をする装置や、到着時間・行き先を示す案内表示板などを扱います。あなたには、装置の正確かつ安全な動作を確認する仕事を中心にお任せします。
<装置の名前や検査方法から覚えましょう!>
まずは配線が正確に組まれているか、動作するかを確認する検査業務から。約1年かけて少しずつできることを増やせます。装置やシステムごとにチームを組んでいて、人数比やあなたの経験・能力に応じて配属します。
<扱う装置について>
■運行管理装置
列車を効率よく運行するため、運転指令室に列車の居場所を知らせる装置です。ダイヤ乱れや列車の衝突事故を防ぎます。製作所内で模擬装置を使い、モニター越しに動作を確認します。
■案内表示板
列車名や発車時刻、行き先、乗車番線などが表示された、乗客のための案内装置です。装置に専用システムで電機や信号を送り、液晶のモニターが故障していないかを製作所内で確認します。
■列車制御装置
列車のスピードを、線路の制限速度に合わせて自動で制御する装置です。他の列車との衝突や速度の超過を防ぎます。列車を保管する車庫にて、電車の点検時に異常がないか確認します。
■連動装置、ホームドア、踏切の制御装置などの見慣れた装置も!
連動装置はレールを分岐させ、列車の運行を操作するための装置です。その他、ホームからの転落や列車との接触事故を防ぐホームドアや、踏切を制御する装置も手掛けます。
<検査業務を覚えたら、製造業務にも挑戦!>
1年後を目処に、製造業務も担当していただく予定。0からの設計ではなく、お取引をする京三製作所が製造した装置をもとに、プラグをつないだり動作を確認したりします。段階を踏んで学んでいきますので、決してむずかしくはありません。